なぜ、 テレアポは嫌われるのか

テレアポがイヤという人は、必ず主言っていいほど、「テレアポが嫌われているからイヤだ」と言います。テレアポが好かれていたり、どんどん電話してくれと言われたら、テレアポはイヤにはならないはずです。「なぜ、嫌われるのか」—インターネットで「テレアポ」と検索すると、「OO会社がし つこく電話してくる」とか、「不快に思った」などと書き込まれたサイトが出てきます。一部の悪しきテレアポに、世の中の人はすっかりイヤ気がさしているようです。

電話の受け手としては、自分の了解なしに、突然、電話がかかってくるからイヤなのです。テレアポするあなたや電話自体が悪いわけではないのです。電話の発明によって、いかに便利な世の中になったのか、考えてみればわかります。テレアポに近いものに、 eメールやDMがあります。スパムメールや迷惑メールも、突然、了解なしに送られてくるから嫌われるのです。 eメール自体が悪いわけではありません。 e メールやインターネットで、私たちの生活はどれほど便利になったことでしょうか。 DMは勝手に送られてきますが、開封する・しないの意思は、受け手に委ねられているという部分がテレアポと違います。テレアポの場合、発信者は「セールスお断り」という看板や張り紙を見つけることができません。電話の受け手との意思の疎通が図れないのです。

テレアポが嫌われる理由のキーワードは、「突然」であることと、「受け手が了解していない」のに行なう、ということのようです。電話もメールも、「了解」している場合や相手が友人・知人の場合は受けてもらえます。では、友人・知人になればいい、友人風の話し方をすればいい、あるいは、名前を名乗らずに話し続ければいいのでしょうか。それは無理です。当然のことですが、しばらく話すと、友人ではないことがバレてしまいます。また、名乗らずにアポを取ることはできません。そして、テレアポが嫌われるのは、過去にしつこい電話営業をする会社がたくさんあって、受け手がうんざりしてしまったことによります。この悪いイメージは、簡単に今すぐ変えることはむずかしいでしょう。

仮に、電話で話をして、会う約束をするだけで現金がもらえるという電話をかけたとします。ただし、現金がもらえるということは、会う約束をしたあとに話します。この場合、まだ何も話さないうちに切られる確率は変わらないでしょう。なぜか。相手がテレアポだと思うからです。

現金がもらえる話をする前に、切られてしまうはずです。受け手の抱く過去のイヤな印象は、この時点では変えられません。しかし、もしテレアポで現金がもらえることが世の中に知れ渡ったらどうでしょう。おそらく、すぐに切られる確率は減少するはずです。

嫌われることに対しては、対処方法はありません。変えられないことは、いくらがんばってみても変わりません。相手が変わらないのであれば、自分自身が変わりましょう。つまりテレアポは、 〝嫌われる、断られる″ という前提で考えるのです。

ポイント

➡テレアポは了解なしにかかってくるから嫌われる

➡テレアポの悪いイメージは変えられない

➡断られる前提で考えることが必要

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